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沖縄県

事例:沖縄県の取り組み

フードダイバーシティ対応も個人店から大規模ホテルへと広がり、県全域での受け入れ体制が整ってきました。

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成果の出るインバウンド受け入れ対策を

沖縄県は全国的にも早い時期にハラール対応に取り組んだ経緯がありました。その当時はハラール認証機関とその協力団体が主導したものの、認証取得に至る事業者は少なく、送客機能も不十分であったことから成果を得られない結果に終わってしまいました。

課題(2016年当時)

過去ハラール対応に取り組んだが成果が出なかった。
成果を出すにはどうしたらよいか。

解決方針

成果を出せなかったハラール認証ありきではなく、情報開示メソッドで対応しました。
ハラール対応を難しく考えずに、ベジタリアンをベースに+ハラール肉、+魚介類、マイナスアルコール調味料という形をフードダイバーシティさんから教わりました。

実施した施策

沖縄県主催による飲食、宿泊、食品メーカー等向けセミナーの開催
店舗への個別指導、レシピ開発サポート、社員教育のサポート
『ムスリムフレンドリーマップ in 沖縄』の制作
ハラールメディアジャパンほかによる情報発信、SNSマーケティング

Before:フードダイバーシティ対応する前

沖縄県は全国的にも早い時期にハラール対応に取り組んだ経緯がありました。その当時はハラール認証機関とその協力団体が主導したものの、認証取得に至る事業者は少なく、送客機能も不十分であったことから成果を得られない結果に終わってしまいました。

フードダイバーシティ対応の流れ

After:フードダイバーシティ対応した後

東南アジアからのムスリム客や台湾からのオリエンタルベジタリアン客が増えるのを間近に見て、県内事業者の意識が格段に高まりました。これまでの基礎的なセミナーではなく、今ではレシピや先行しているお店の体験談など、より実践的な情報を求める声が大きくなっています。対応も個人店から大規模ホテルへと広がり、県全域での受け入れ体制が整ってきました。中でも那覇空港内では「丼なんと屋」、首里城公園内では「レストラン首里杜(すいむい)」といった重要な観光拠点が対応したことが大きな一歩となりました。

ウィズ/アフターコロナとその先を見据えて

ハラール対応の成功体験を経て、現在はベジタリアン・ヴィーガン対応にも注力されています。中でも台湾は最も近い隣国であるため、現在は特にオリエンタルベジタリアン対応を整備し、ハラール対応と合わせたフードダイバーシティ対応を進めています。

フードダイバーシティ対応のご相談

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